本日は寝ては試験勉強して寝ては試験勉強をしてを繰り返していたので少し小話を
(-_-)zzz (-_-)/~~~ピシー!ピシー! (--〆)
色々な記事でも書かせていただいている通り、私はインターン先でCAMでNCプログラムを作成し、切削する仕事をさせていただいています。
CAMやNCプログラム、切削とは何ぞやという方もいると思うので、すごいざっくり言うと
CAM:工作機で使うNCプログラム作成するためのソフトフェア
NCプログラム:NCを動かすためのプログラム(ソフトで言うC言語みたいなもの)
切削:材料から部品を削り出すこと
って感じです。
まあこれで依頼されたパーツを作る感じです。( `ー´)ノ
その際に気を付けていることがあるので、改めで文字に起こしてみようかなと思った次第です。(社内加工なので図面が無いため、3Dデータから作ってます)
まず、NCプログラム作成時から上げると
- 中心から外側へ(外側からやってしまうと固定する部分が減ってしまうから)
- なるべく径の大きい工具で (径の小さい工具は切削条件が厳しい)
- 工具の有効深さはよく見て (有効深さをミスると部品が変形する)
- なるべく片面切削で (エンドミルは片面切削のほうが良く削れる)
- 内側をくり抜く時は負荷制御よりポケット加工、ポケット加工より輪郭加工に (Fusion360で内側をくり抜く時、負荷制御→ポケット加工→輪郭の順で加工時間が少なくなりやすい?違うときもあるので臨機応変に)
- 進入時は直線的な動きにならないように(エンドミルで直線的に侵入すると底面が折れる)
- 仕上げ代は0.2mmぐらい(仕上げ代を0.2㎜にして、仕上げを掛けると綺麗)
- 穴の大きさから見極める(2.5㎜はM3タップの下穴の大きさだぞ)
- タップ時の深さは下穴の深さより深くしない(ここをミスるとタップ時折れる)
まだまだあるのですが、すらっと思いつくのはこんなもので
次には切削時は
- 原点はミスるな(原点をミスると工作機械が固定具にぶつかったりする)
- オフセットには気をつけろ(オフセットはミスりやすいので)
- 緊急停止スイッチを押すのに躊躇するな(ヤバいときはすぐに押さないともっとヤバくなる)
- 工具のオフセットを確認する(切削する前に工具のオフセット値を一回確認するだけで精度が0.01変わる)
- 切削前に部材の厚さをはかる(こっちも確認して考慮するだけで精度が変わる
- 固定はしっかり(切削中に部品が外れると危ない)
まあ、切削時はこんなもんですかね。
こうやって改めて書き出してみるとなかなかあるなと再認識されますね。(; ・`д・´)
というかこれらって基礎的なものが多いですな。
どんなことも基礎が大切だってことですね。('◇')ゞ
高精度を狙うにはまだまだ改善の余地があるのでこれからも精進していきたいと思います。( `ー´)ノ
ではまた。